インタビュー:統括部長 小林様 成瀬在宅センター 中西様

在宅医療を積極的に実施している徳永薬局株式会社。その在宅を統括している小林様と無菌調剤室がある成瀬在宅センターの薬局長中西様にインタビューをすることが出来ました。

toku-01

ご経歴をお教えください

小林様

北里大学を卒業後、ドラッグストアを経て1社目の調剤薬局に入社しました。当時より在宅医療に大変興味があり、在宅が出来る薬局を探していたのですが、当時の在宅医療というとまだお薬を届けに行くだけ(シップを届けるだけ)で若干物足りなさを感じていたのですが、今後必ず必要になる業務だという思いがありましたので、一生懸命業務を覚えました。
当社との出会いは今から5年前になります。社長の在宅への思いや地域医療に貢献する考え方に共感を覚え入社を決意いたしました。
現在は在宅の統括部長として全体のとりまとめや病院との連携、そして当社が関係会社として運営している介護の会社での業務と多岐にわたって業務を実施しております。

中西様

帝京大学薬学部を卒業後、大手ドラッグストアに就職しました。ドラッグストアの業務も大変勉強になったのですが、もっと患者さんと近い距離で仕事がしたく転職を考えました。
徳永薬局へ入社を決意したのは、面接(見学)の際に一緒に在宅患者さんのところに連れて行ってもらい、こんな薬剤師の業務があるのかと感銘をうけて入社しました。
現在は在宅専門の薬局で薬局長として在宅患者さんのケアを実施しております。

徳永薬局様の会社概要及び特徴をお教えください

toku-04

当社は首都圏を中心に46 店舗を展開している調剤薬局チェーンです。今期中には50店舗まで店舗数を増やしていく予定です。

その中でも最近特に力を入れている分野が在宅事業になります。その象徴として当社は在宅部を設立して在宅に特化した薬剤師の育成も実施しております。

在宅部の主な役割としては、45店舗中在宅調剤を実施している5店舗(内、無菌調剤室を所有している店舗3店舗)の運営と、その他40店舗でも在宅調剤が出来る体制作りの構築を実施しております。最終的には全店舗で在宅調剤が出来るようにしていきたいと考えております。
続いて成瀬在宅センターについお話しいたします。

この薬局は大多数の調剤薬局とは違い門前にクリニックや病院はありません。隣には地域包括センターがあり地域連携を実施して在宅患者さんのケアを実施している薬局です。
その為他職種の方との連携を大切にしております(介護職・訪問マッサージ・訪問床屋など)。地域の福祉フェアなども参加しております。

toku-02

店舗の特徴としては、先ほど話にあった無菌調剤室が町田市で唯一設置されている薬局ということです。現在は薬剤師3名・事務職3名の体制で頑張っております。

在宅医療について薬剤師が二極化していると思います(積極的に参加したい薬剤師、出来れば避けたい薬剤師)がその点は現場で働いてみてどのように感じておりますか?

たしかに在宅医療への参加は二極化していますね。但し、ほとんどの薬剤師の方が在宅の経験が無くイメージのみの思い込みになっているように思います(緊急対応や夜間対応が大変なイメージ)。
しかし当社で研修や見学を行うと、在宅医療の必要性はもちろんですがやりがいを見出してくれる方が多いです。先ずは経験してみることが大切だと思います。

入社時に在宅へ参加したいように思わせる工夫(説明会等で)はされているのですか?

中途採用者の話でなく薬学生の話になりますが、最近は実習にくる薬学生は大学できちんと在宅医療について勉強しています。その為、在宅医療の必要性はよく理解している学生が多いです。しかし、必要性は分かっているのですが、実際に何をやることが在宅医療なのかは理解していないケースが多く感じます。

当社では在宅医療をより理解してもらう為に在宅現場への同行を積極的に実施しております。中途採用者に対しても希望者は同行を実施して在宅へ参加したいという意識を植え付けています。

また、何の為に在宅をやらなくてはいけないか?という医療人としての使命についても話をさせて頂きます。もちろん在宅医療ですので、緊急対応が無いというのは嘘になります。ですが、何のための医療なのかということをきちんと理解してもらい、今後の薬剤師人生の参考になるような話をさせてもらっております。

御社が在宅医療へ参入するようになったきっかけは?

一番は社長の想いです。ホームページにも記載のとおり、「地域のかかりつけ薬局としてまた来たいと思われる薬局を目指す」というのが社長の想いのもと、先ずは地域に愛される薬局、そして社会に必要になる薬局を作る為に在宅部を立ちあげ在宅医療に参入しました。

toku-5

2010年に立ち上げましたが、当初より高齢化社会は視野に入っておりましたので、いずれは高齢者が病院から退院しても薬局に来られなくなる方が増えると想定しておりました。薬剤師は患者さんを待っているだけでなく、出て行って患者さんをケアすることが必要になるという思いで取り組んでいったことを覚えております。

在宅も含め、かかりつけ薬局になる為に御社で実施していることはありますか?

私はクリニックや病院の前にあって行きつけのクリニックの前にある薬局だから「かかりつけ薬局」という認識は間違えていると思います。現在ある大半の薬局はたまたまそこにあるからといった意味でのかかりつけ薬局になっているように思います。本当の意味のかかりつけ薬局は他の医療機関のお薬の情報把握はもちろんのこと、生活全般に目を向けてフォローしてあげることが出来る薬局だと思います。

患者さんの目線に立って、在宅患者さんでなくても家までいってみてあげる、そんなスタイルが本当のかかりつけ薬局だと思いますので、当社としても出来るだけその状況に近づけるように努力しております。

今後どのような薬剤師に入社してほしいですか?

徳永薬局というと在宅医療を積極的に実施しているイメージが薬剤師さんの中にはあるようです。もちろん間違いではなく在宅医療を通して地域への貢献を積極的に実施しています。ただ、まだ全店舗でという訳ではなく実施していない店舗もございます。

その為に全社的にいうと、会社が掲げている「地域でナンバーワン」を目指していける薬剤師と一緒に働いていきたいです。ナンバーワンとは患者さん対応や知識・スキルの面で他の薬局負けない薬局です。それを一緒に目指していける薬剤師と働きたいです。

また、私が在籍している在宅部での話をすると、人の痛みを理解して行動出来る薬剤師と共に働きたいと考えています。在宅医療は人の生死に直接かかわる薬剤師の業務です。薬剤師の職場としてはレアな場所だと思います。その中で勤務するということは、医療人としての意識(いつでも患者さんの為に対応してあげる)をもっている方でないと難しいと思います。ですので、急に呼び出しがあった患者さんの痛みや状況を理解してあげ、行動出来る薬剤師と働いていきたいです。

現在の御社の求人についてお教えください

現在は比較的どの店舗でも募集を実施しております。また在宅については専門でやりたい方、通常業務と並行して実施したい方、携わらない方と分けて採用も実施しておりますので、面接の際にご相談ください。

最後に薬剤師の方にメッセージをお願いします

薬剤師の方が思っている以上に地域の方は薬剤師を求めています。これからは店舗業務はもちろんですが、機会があればどんどん外に出て地域の方と接点を持ってそのスキルを活かしてください。薬剤師の活躍するフィールドはかなり広がっていると思います。

求人情報

徳永薬局株式会社の薬剤師募集店舗一覧