経営者紹介

有限会社ヒルマ薬局 取締役 比留間  康二郎  

Q ご経歴を教えてください

東京薬科大学を卒業したあと、日大板橋病院に研修生として入職しました。
その後、小児科をメインとする病院等で働いていましたが、12、3年前、祖母が体調を崩してしまったので、病院の経験だけでこちらに戻ってきてしまったという感じです。
ここ4、5年で薬局ストリートになっていますが、当時はまだ、門前薬局は2店舗しかなく、毎日バタバタでしたね。(笑)まだ紙薬歴でしたし…。

会社設立の経緯

その昔「比留間安心堂薬局」という名称で店舗があり、本店と分店があってウチは支店の方だったんですが、そこから始まりました。昔は今のような医薬分業ではないので、症状を聞いて薬の処方を直接行っていて、今でいうセルフメディケーションですね。ただ、なんで薬局が出来たかは今では分からないんです。笑

Q 薬局のパンフレットにある「あなたの心のよりどころ、ライフケアポート」とは

ポート、つまり港ですね。先代が作りました。この(文言の)前に早送りの印みたいに赤と青のマークがあって、血流(静脈と動脈)を表していて早送りをして気を巡らすという、動かす事が大事だという意味合いがあります。
そういった意味で心のよりどころでもあり、ここに来たら気の循環を良くしてお客様に旅立って頂く。この近くに、志村一里塚という塚があったという事もあり(昔でいう中山道の宿場町というお宿みたいな感じで)ちょっと立ち寄ってまた元気になって旅たてる場所とう意味もあります。

店舗の特徴

地域に根差す薬局を代々続けてやってきています。私で四代目なんですけれども、ひいおじいちゃんの代から続いておりまして、板橋の店舗ではまだ20年しか経っていないんですが、池袋の本店では94年目になりました。
皆さん色々な所から処方箋を持ってきてくださるのですが、私自身門前といった考えがあまり好きではないので、門前というものではなく地域に必要な薬局として考え行動しています。
入職して、10年経つんですけれども、お客様はどうしても病院の目の前にある薬局という認識になってしまうので、そうではなくヒルマ薬局に来た、あなたに会いに来たと言ってもらえた時がとても嬉しいですね。

Q「どのような取り組みをされていますか?」

薬局の役割としては薬や健康の部分を担う場所だとは思うのですが「それだけでなくていいのでは?」
と自分では思っていて。
ここに来て楽しんで頂ける場所、何もなくてもプラっと寄って頂ける場所っていう所を考え色々と取り組んでいます。「薬局だから」という思考に捕らわれずに考えています。

Q「楽しめるような取り組みなどはどのようなことを?」
年に2回ほど感謝祭のような事をやったりしています。
今はフラワーアレンジメント教室やお客さん主体の教室・お母さん向けの教室などをやって地域のお客様に安心して楽しんで頂ける場所を作ったり、それに伴って健康フェアなども行っています。
患者さんからすると、他の薬局では年上の薬剤師さんに会う機会もないと思いますが、ウチの看板娘としてがんばって働いているくれている薬剤師(私の祖母です)が、ウチの薬局の特徴ではないかと思っています。(笑)薬局が誕生したのと同じ年になるんですよ。

薬局アワード

みんなで選ぶ 薬局アワード」で、最優秀賞いただきました。 https://www.onenationworkingtogether.org/55462

その中で「自分の薬局の取り組み」というのがあり、そのプレゼンに対して、最優秀賞をいただきました。一般の方々から選ばれたという事が何よりも嬉しく、「自分の考えは間違ってなかった」という自信にもなりました。
薬を通して患者さんに接するが患者さんの人生に寄り添った薬の提案をして、それを薬局の中でしっかり聞き伝えてあげられることが大事かと。お客さんの欲求(夢)を叶えてあげられる行動をすることも、これからの薬局の使命であるのではないかと思って自分はお客さんに接してきました。患者さんにとって薬を飲まなくなる事が最終的目標で、そういう前向きなサポート、提案をしていきたいと思っています。
ヒルマ薬局の存在意義、存在価値が何なのかを常にアンテナを高くもってお客様のために、医療連携のために何が必要なのかを日々試行錯誤して店舗に立っています。

求める人材

お客様のために進んで動ける人。積極的に提案し、自分から動いていくことのできる方、もっと薬局をよくするためにどうしたらいいか考えてくれる人を探しています。
とことんお客様のことを考えてくれる人。ここが味噌ですね。服薬指導にしろ、セルフメディケーションにしろ、在宅医療にしろ、医療連携にしろ、これからは受け身の薬剤師は生き残っていけないと思います。だからこそ、自分でこんなことがやってみたいという思いがとても大事になってくると思うんです。自分のやってみたいことや夢がある人がいいですね。夢を叶えられる職場でありたいと常々思っています。その為にも私たちは職員一人一人の夢を職場に貼っています。お客様の夢を壁一面に貼れるような薬局にしていきたいと思っています。

地域との連携

隣が個人病院で仲良くさせて頂いているので、そういった意味では薬局の融通も聞いてくださる病院だと感じています。
また、地域の「社会福祉協議会」に参加させて頂ける様になったので、地域の困りごとなども吸い上げて、行政から地域住民をつなげる役目などもやらせて頂いています。今まで以上に、薬局として地域にどう関われるのかをしっかり考えられる機会をいだけたと感じています。
参加者の中で薬剤師は私一人ですので、“お年寄り相談センター”や“地域包括ケア”の方とも繋がりが出来てきて、色々な講演依頼を頂いたり、栄養士さんも地域の活動に参加出来る様になったりと、色々な意味でもヒルマ薬局が地域に浸透し始めたのかなと思っております。

キーワード

薬局のキーワードは、「医食道援」です。
心のよりどころになりつつもその人の夢を叶えられる場所という意味があります。
「医食同源」ではなく造語なのですが、医療と食事の部分でフォローしつつその道を応援してあげる事が大切だと思います。

地域のお勧めスポット

<一里塚>
中山道の一里塚で、2基一対の塚が、石垣と木(榎)がほぼ完全な形で保たれており、最も保存状態のよい一里塚跡の一つとして知られており、国指定史跡でもあります。観光地としても有名で、はとバスツアーの観光客の方もよく見かけるそうです。

<マルフクベイカリー> http://www.marufuku-pan.com/
薬局からもほど近い、志村銀座商店街にあるパン屋さんです。中でも「納豆ドーナツ」が有名で、味付けした納豆、ネギを生地に包み揚げたドーナツ!テレビでも紹介されたりしているそうです。早速私も購入して、おいしく頂きました!
月に1回“くじ引き大会”も行っているそうです。

薬剤師に向けてのメッセージ

薬局アワードで語らさせて頂いたことで自分自身決心したことがあり、経営者や学生、薬剤師に向けて夢を作る時間を提案していて、講演活動やセミナーなどの活動をさせて頂いています。それを求めてくださる方もいてくれているので、皆さんのバックアップじゃないですけど…そういうフォローができればと思っているので、もし悩んでいたら相談してください。
「患者さんの薬歴を開いたときに患者さんのドリームマップが一緒に写っている」っていうのが自分の夢です。その夢を叶えるためにお薬をどの様に使っていくか考え、最終的に減らしていくのが理想です。

会社概要

会社名:有限会社ヒルマ薬局
ホームページ:https://hiruma-azusawa.com/
設 立:1926年
所在地:〒170-0011
東京都豊島区池袋本町1-46-5
代表者:比留間 健太郎
資本金:300万円
事業内容:調剤薬局
従業員数:8名(2017年4月現在)
資 格:(2017年4月現在)
研修認定薬剤師3名
認定実務実習指導薬剤師1名
スポーツファーマシスト1名
管理栄養士1名
登録販売者4名

編集後記

ヒルマ薬局を取材して、印象に残ったのは、なんと言っても康二郎さんの熱い想い!
実は康二郎さんと筆者は、約5年半前にアメリカ研修旅行で同部屋だった仲なんです。
ただ、お会いするのはその時以来だったのですが、、当時から熱い夢、ドリームマップを語っていた康二郎さんを思い出しました。
また、康二郎さんのお兄さんは、本店でダイエットカウンセラーや登録販売者の資格をいかし店舗運営を行っているとの事。、最近体重増加で悩んでいる私も体重管理のカウンセリングしてもらおうかな・・・!

写真からも滲み出る、人懐っこいキャラクターで、患者さんから「若旦那」と呼ばれて親しまれている康二郎さん。
患者さん、お客さんからすると、きっと開いていれば安心できる薬局なのだと感じました。
志村坂上に行く機会がありましたら、皆さんも「ヒルマ薬局」に立ち寄ってみて下さい。きっと、康二郎さんが優しく迎えてくれますよ。

※時間帯、タイミングによって康二郎さんがいない場合もございますのでご了承下さい。笑

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